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    精神保健福祉・医療福祉学研究

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JSPNシンポジウム福岡May-2006:辻丸秀策(大学院)教授が指定討論でKUPAについて紹介しました。

精神医療と精神保健福祉の現状と問題-おもに教育の視点から
オーガナイザー(座長):
佐藤光源(東北福祉大学大学院)
辻丸秀策 (久留米大学大学院)
 
 WHOの健康レポート2001では健康寿命を損なう原因疾患の上位を精神疾患が占めている。それを受けて、アジアから世界に向けてJAPNが精神科ケアの向上を提言したWPA横浜宣言(2002)が第12回世界精神医学会で採択された。その履行状況は世界社会精神医学会(2004)と第13回世界精神医学会(2005)でも報告されている。国内でもこころのバリアフリー宣言や障害者自立支援法などがあいつぎ、最近の精神保健福祉は激動の中にある。また、精神疾患の治療法の進歩は多くの患者の社会参加を可態にしたが、他方には自立とノーマライゼーションを阻む社会の誤解や偏見があり、その是正が内外の大きな課題となっている。精神疾患から回復した人たちが地域社会でその人生を送るために必要な支援は、精神医療と福祉の連携なくしては考えにくい。精神医療と関連する専門職(臨床心理、看護や福祉など)との連携が不可欠とされて久しいが、果たして精神医療と保健福祉の双方に深い相互理解に基づいた連携ができているのか疑問である。この連携の強化に向けて、今回はコメデカルスタッフの養成機関における精神医学・医療の教育の現状とそのあり方に焦点をあてて本シンポジウムを構成した。

シンポジウム演者  
中根允文 (長崎国際大学人間社会学部社会福祉学科)
 
 ・演題名:福祉系大学新入生のメンタルヘルスリテラシーから考える

 講演内容:福祉学系大学への入学を志望する学生の精神保健に係る知識と理解の現況を明らかにすると共に、彼らに提供されている教育が彼ら自身及び周囲の社会的要請に応えているかを考えてみたい。

浅野弘毅(東北福祉大学健康科学部)

・演題名:精神医療から精神福祉へ-戦後の論争をふり返って-

講演内容:精神衛生法から精神保健福祉法に、障害者基本法から障害者自立支援法にいたる法改正の跡をたどり、精神科医療が、精神疾患患者に対する狭義の医療から精神障害者に対する福祉へと拡大してきた歴史をふり返り、その過程で展開された「医療」と「福祉」をめぐる論争の意味をあらためて問い直してみたい。

野田文隆(大正大学人間科学部)
 
 ・演題名:医療の見方、福祉の見方

講演内容:精神障害者支援という同じキーワードをもちながら実践の上での医療の視点と福祉の視点の大きな違いに触れたい

植本雅治(神戸市看護大学)
 ・演題名:看護系大学における精神医学-リエゾン的視点を育てる教育

看護系大学の学生さんの殆どは、総合病院の看護師や地域の保健師を目指しています。これらの人たちに、従来の精神医学的知識を身につけてもらうことは、もちろん必要なのですが、加えて、リエゾン的視点を持ってもらうことが大切かと考えております。 当日は、体の病気を持つ患者さんやその家族に起こる心の問題を理解し対応していくために、あるいは病院や地域における精神科医師、臨床心理士など専門家とのチーム医療を進めていくために、精神医学をどう生かしていけば良いのか、どう伝えていけば良いのか、お話ししたいと思います。

指定討論者
辻丸秀策(久留米大学、教授)卒後研修システムとしてのKUPAの紹介(論文となっています)。
 精神神経学雑誌、2006
 
タイトル:福祉専門職(PSW)教育における「医療現場と大学の協働」と「卒後教育ニーズと大学の支援」について
 
同ページの「KUPAの紹介と精神保健福祉士PSW」をぜひ参照してください。
 
 
KUPAおよびS研??
 
末崎さんの修士論文 が完成しました。
KUPAおよびS研についての詳しい活動内容については、前KUPA会長で、久留米大学大学院生(修士修了)の末崎政晃君が論文として発表しました→同ページの「KUPAの紹介と精神保健福祉士PSW」を参照ください。
 もっと詳しいことをお知りになりたい場合は、水曜会にお問い合わせください。
 
S研とは?
S研とはKUPA活動の実務面から発展した研究会です。
 これも久留米大学大学院生の末崎政晃君が論文として発表しました。
 
 
 
KUPAとは?
卒業生のグループ・ネットワーク作りへの支援
-KUPAの活動紹介-
久留米大学PSWコース第1期生が、卒業生のネットワークを作ろうと自主的に会を発足させたものである。以下に概要を説明してみたい。

 協会の目的
精神障害を中心とした医療・保健・福祉におけるネットワークの構築とPSWの知識や技術の向上を図り、精神保健福祉を中心とした専門職のネットワークを構築し、また久留米大学を今後卒業していくPSWとの連帯関係を築いておく。さらに、生涯学習のできるPSWの学習の場として、会員の資質の向上に努める・・・